
フィールド体験で
感性を磨き本質を学ぶ
全く新しい研修
TOKItoWAは、佐渡ヶ島の豊かな自然を舞台に、新時代に求められる力を身につけることができるアウトドア研修です。
「高次元で自然と共生する社会の実現」に向け、共に行動する仲間を増やしたいとの思いから開発された、自然体験と組織開発、サステナビリティ教育を融合させた独自のプログラム。
ひとりひとりが感性を磨き、ものごとの本質を学ぶ体験により、組織や社会の成長を促進します。
このような課題はありませんか?
・イノベーションを推進できるリーダーが育っていない
・持続可能なビジネス創造に必要な考え方が分からない
・社員の業務へのモチベーションが低い
・心理的安全性が高い組織になっていない
・会社の理念やビジョンが浸透していない
TOKItoWAは、お客様の課題に即したオーダーメイドのプログラムでこれらの課題にアプローチします。
特徴と効果
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フィールドは佐渡ヶ島の森・里・海
佐渡ヶ島は、北緯38度線に位置する良質な森・里・海がコンパクトにまとまった島です。一次産業を中心に、多様な産業が融合した島である一方、少子高齢化や気候変動などの課題も存在することから、日本の縮図と言われています。
さらに、島の象徴であるトキの復活物語により、自然と調和するマインドが脈々と受け継がれ、島での暮らしや産業の中で、自然との共生が根付いています。
このような特徴から、佐渡ヶ島の豊かなフィールドは、持続可能なビジネスの創造へのヒントである「循環」や、心理的安全性が高い組織づくりに欠かせない「多様性」を学ぶ場として最適だと考えています。
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物事の本質を学ぶプログラム
私たちは、物事の表面的な部分しか見ていないことが多くあります。例えば、チームのダイナミクスでは役割や成果、個々の発言に目が行きがちですが、メンバー間の相互作用や関係性を理解することは少なく、社会システムでも問題の根本的な要因や構造の理解がなおざりにされています。
本研修では、自然や地域というフィールドに実際に入り、物事の本質や本来の姿、現実の複雑さを観察・理解することの大切さを学びます。実際の体験から得られる知見や洞察は、書籍などからは得られない貴重なものであり、これがリーダーシップやイノベーターマインドを養う素地となります。
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「体験が先、理解は後」を実践する
自然と共生するサステナブルな社会を実現するためには、環境、経済、そして社会の持続可能なバランスを維持することが大切です。そのためには、机上の理論や学びだけではなく、実際に自然の中に入り、生態系の相互作用や循環を体験から理解することが大切です。
この研修では、「体験が先、理解は後」をモットーに、日常を離れて自然の中で臨場感ある体験を通じて、持続可能な社会やビジネスの実現に向けた意識を高めることで、サステナビリティマインドを養います。
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参加者の主体性を育むプログラム
本研修では、農作物の栽培のように、参加者それぞれの「種」が芽吹くきっかけとして、自然体験や自己の在り方に深く気づく環境を提供します。人材という「種」に宿る主体性を引き出すと共に、個々の自律的な意思決定を尊重し、それぞれの個性が共鳴する組織へと導きます。 -
お客様の課題に寄り添ったオーダーメイドでのプログラム提供
研修を通じて得られる成果の質と量にこだわり、プログラムはお客様の課題やニーズに応じて個別にカスタマイズいたします。また、独自のメソッドを用いて、研修の効果を定量的および定性的に分析し、報告いたします。
プログラム例
- 1.チームクリエイトプログラム
- 2.マネジメントカ強化プログラム
- 3.サステナビリティプログラム
- 4.MVV浸透プログラム
- 5.リトリートプログラム

1.チームクリエイトプログラム
農作業アクティビティを通じて、相互理解を深め、心理的安全性が高く、深いコミュニケーションが取れるチームへと成長させます。具体的には、組織の課題や、新たなアイディアを発言、受け入れられる雰囲気を創り出すことで、個々の個性が輝き、協働・共創できるチームを目指します。

2.マネジメントカ強化プログラム
マネジメントの要は観察力です。五感をフルに活用する農作業アクティビティを通じて、多様な視点から組織やチームメンバーを観察することの大切さを学び、それぞれの意見を尊重しながら協力し合い、共創できるチームを築くリーダーシップを養います。

3.サステナビリティプログラム
持続可能な社会とビジネスとは何か?
実際に里山に入り、竹を切り出すことから始まる一連のアクティビティを通じ、持続可能な社会に不可欠な「循環」の概念を体験的に学ぶことで、サステナビリティに対する理解と意識を高めます。
また、現行システムの課題を考え、解決のための仕組みやサービスについて議論することで、イノベーターに求められる新たな視点や考え方を身につけます。

4.MVV浸透プログラム
なぜ働くのか、目の前の業務の意義は何か?オフィスを離れ、自然の中で組織のミッション・ビジョン・バリューを振り返り、自身の目標と照らし合わせることで、仕事へのモチベーションを高め、組織全体のエンゲージメントを向上させます。

5.リトリートプログラム
“自分らしさ”に回帰することを目指すリトリート。子どもから大人まで、遊びや農作業を中心とした動的メディテーション。
日常の自分から物理的に、精神的に距離をおき、内側から湧き出るささやきに耳を傾けてみる。あらゆるノイズを手放し、あなたという最大の可能性を探究するプログラム。
フィールド
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トキが舞う豊かな森 01
佐渡ヶ島の森は、豊かな生物多様性と四季折々の美しい風景を誇り、トキの保護区としても知られています。
特に研修拠点である真野エリアでは、標高300~500メートルの穏やかな稜線が広がり、落葉樹や針葉樹が重なり合う森の中に、農業を支える水路が通り、田んぼへと水が引かれています。
この風景は、古くから森と人々の暮らしが密接に関わってきたことを物語っており、資源の「循環」を体験的に学ぶ場として最適です。 -
風土が育む豊かな里 02
佐渡ヶ島は豊富な日照量と寒暖差により、高品質な農作物と果樹の栽培が盛んな島です。また、農薬や化学肥料を削減した「生きものを育む農法」が広まり、トキの野生復帰など自然との共生も先行して実践されてきました。
また、 産業のみならず、流刑地や金銀山として栄えた歴史的背景故に発展してきた独自の文化も息づいています。
このような土地と人々から、数値だけでは測ることができない豊かさを感じさせてくれるだけでなく、持続可能な社会を創っていくうえでのヒントを与えてくれます。 -
寒暖流が織りなす豊かな海 03
佐渡ヶ島は日本海で最大の離島で、沖合の寒流と暖流が交差する場所には、多種多様な魚が生息しています。沿岸ではアワビやサザエ、海藻が豊富に採れ、加茂湖や真野湾では真牡蠣の養殖が盛んです。
しかし、近年では漁獲できる魚介類が変化しており、気候変動の影響をいち早く感じられる場所でもあります。
また、海外からの海洋ごみが漂着しやすい現状もあり、持続可能な社会を考える上での、高い視座や複合的な視点を学ぶことができます。